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旧東海道徒歩紀行(32)

◎第19回 1997年11月19日(水) 鳴海~宮~(弥富(七里の渡し))

 いよいよ名古屋市に入ってきましたね。今回は前回の終了地点である鳴海駅前を10:00に出発します。旧道が続いていきます。周りは住宅街です。さすがは大都市名古屋です。天白川を渡り、笠寺に入ります。そこには一里塚が片方だけ残されていました。それからまた暫く歩くと笠寺観音がありました。正確には天林山笠覆寺と言うそうです。かなり大きなお寺です。笠寺の地名の由来になっているお寺です。この寺の本尊の十一面観音が笠をかぶっているところから来ています。ちょっとだけここで休憩しました。だいぶ住宅が密集してきました。それでも旧道です。名鉄の線路を越えてゴミゴミした住宅街や商店街の間を歩いて行きます。

いよいよ41番目の宿場町である宮宿です。「宮」は言うまでもなく熱田神宮を指しています。その熱田神宮の正面を左に曲がると海に出ます。ここから桑名までの7里は「七里の渡し」と言って舟渡しとなります。そこには熱田湊の常夜灯がありました。寛永2年(1625)に創建され、18世紀に再建されたものだとのことです。ここで11:31でした。

 さて、我々は現在は舟渡しも当然無く、海の上を歩いていくわけにも行かないので、国道を通って桑名宿を目指すことにしました。でもその前にせっかくだから熱田神宮に寄っていきます。かなり広い敷地で本殿に行くまでに疲れてしまいそうです。でも旅の無事を祈願して出発。海の上を航海しているつもりで国道をひたすら歩きます。交通量は激しく、面白くも何ともない道だけど仕方がありません。新幹線と交差した付近の食堂「秀の家」で昼食にします。今回は私はみそにこみセット(820円)を食べました。名古屋と言うとみそを使った料理が多いですね。八丁味噌なんですかね。12:55にこの食堂を出てからはひたすら国道を西進します。ずっとずっとね。街道でも何でもないからひたすら歩くのみです。庄内川を渡り、次第に田畑が増えてきます。近鉄の線路とほぼ並行しています。そして15:38に弥富駅前に到着し、この日の終点としました。海上で終点とは何となくキリが悪いけどね。仕方なしですね。ちなみにこのJR弥富駅は全国のJR線で地上にあって海抜が一番低い駅なんですね。0mより低いんです。この辺りは以前は海だったのかなあ。名鉄鳴海~名古屋、近鉄名古屋~弥富間の距離で29.0km、所要時間は5時間38分でした。(第20回へ続く)

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コメント

こんにちは。
宮宿から桑名宿までは本当に船で行きたいところですね。私は船で渡らない人用の街道“佐屋路”を歩きました。
それと、一番低い駅を出してくれてありがとうございます。でも0mより低かったらいつも水浸しの駅のような気がしてしまいます。

投稿: まさたみ | 2008年5月13日 (火) 12時17分

お疲れ様です。
0mより低い駅ってあるのですね。驚きました。
熱田神宮は、一度行ってみたいと思っています。
いくら神様にお祈りしても、この病気はなかなか治りませんけどね。
ではでは。

投稿: ちゃま | 2008年5月13日 (火) 19時24分

まさたみさんへ
 本当に観光用に舟でもあればいいと思いました。でも七里と言うと約28kmですよね。かなりの距離があるから渡し舟のようなものは安全上無理そうですね。私たちも佐屋路を歩けば良かったかな。
 海抜0m以下なんて何かオランダみたいですよね。

投稿: まりぱる | 2008年5月14日 (水) 08時58分

ちゃまさんへ
 そうなんです、海抜0M以下の駅ってあるんですね。
熱田神宮は広かったですよ。私は宗教的なことはあまり関心はないけど、お祈りでもして心のよりどころになればせめてもの救いになりそうですね。
 お互い早く治したいですね、この病気。

投稿: まりぱる | 2008年5月14日 (水) 09時00分

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