こんな切符そんな路線(大井川鉄道)
大井川鉄道と言えば連想されるもの・・・・そうですね、今でも蒸気機関車を走らせている私鉄ですね。静岡県のJR金谷駅(島田市)から千頭駅(川根本町)を結び、千頭駅からはトロッコ列車を走らせて井川湖のほとり、井川駅(静岡市)までの路線です。
今回の話は、まだ高校生のころかな、1981年2月28日に大井川鉄道にわざわざ電車に乗りに行った時の話です。
当時は国鉄だった東海道本線金谷駅(当時は榛原郡金谷町)で大井川鉄道に乗り換えたんですね。どこかテキトーな駅で下車しようと思いました。下車したところで隣りの駅ぐらいまでは歩けそうだし、何とかなるだろうと思って・・・・。時刻表も何も調べていきませんでした。
そこで降りた駅が「神尾駅」。この駅は当然ながら無人駅で、大井川がすぐ近くを流れ、反対側は山が迫っています。本当に何も周りにはなさそうな駅ですね。
それが本当に「何もない」駅だったんですね。むしろ何でこんな場所に駅があるのかと言ったところです。これでは仕方がないと思い、再び金谷方面行きの時刻を見たらそれが2時間以上待たねばなりませんでした。さあどうしよう。周りには道も何もありません。この駅は急行電車は停車しないから余計に停まる列車の本数が少ないのです。
さあ困った。江戸時代の旅人みたいにズボンの裾をまくって大井川の反対岸まで渡ろうかとも考えました。でももしものことがあると困るし、向こう岸まで渡ったところでその後の交通手段は不明です。やっぱり越すに越されぬ「大井川」なんですね。
仕方がないから2時間以上駅のホームでボーとしていました。急行電車は通過していくし、とても寂しかったですね。人影も何もなかったので。
ようやく停車する電車が来て感動して乗り込んだのを覚えています。
こんなことがあってからもSLに乗車したり何回か大井川鉄道を利用しているけど、恐らくその時が初めて大井川鉄道に乗ったのだと思います。
ちなみに現在は「大井川鐡道」と「鉄」の字が変わっていますので念のため。
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